パーレー法は、どんなにゲームが進行し、一回にベットする金額が増幅しても、失敗した時点で出る損失は最初の投資額だけです。
例えば、1ドルスタートで、仮に100万ドルまでベットするところまで行って負けても、損失はたった1ドルなのです。
このように損失額が少なく無難な攻略法であるパーレー法ですが、特に相性が良いのは、ルーレットとされています。
今回は、ルーレットを活用したパーレー法について解説し、それにプラスアルファして、より有効な運用を行う方法を紹介しましょう。
ルーレットを活用したパーレー法について
ルーレットとパーレー法は、特に相性がいいとされています。
その理由は、配当が分かりやすい、確率が変化しない、オンラインカジノならどこでもプレイできることです。
ルーレットは、配当がとても分かりやすい特徴があります。
例えば、赤か黒かを当てるレッドブラック、偶数か奇数かを当てるオッドイーブン、1~18、19~36を当てるハイローは2倍配当です。
他のゲームは2倍配当がないわけではありません。
ただ、それらのゲームは、必ずしも2倍にならないこともあるのです。
ブラックジャックのように例外的に2.5倍になったり、バカラのようにハウスエッジという手数料が取られたりします。
つまり、正確に2倍にならないのでスムーズに資産が増やしにくいというデメリットが生じ、ルーレットほど分かりやすく増えません。
また、ルーレットは展開がシンプルなのでサクサク攻略できるのも相性がいい理由として挙げられます。
確率が変化しないのもポイントです。
ルーレットは、一回ゲームが終わったら、それで終わりです。
カードゲームなどは、残ったカードの山で、次のゲームが始まる場合があります。
この違いが意味するのは、勝率の変化です。
例えば、ルーレットはゲームが独立するので、勝率が50%にリセットされます。
一方、カードゲームは山の残り方によって、こちらが有利になったり、不利になったりするのです。
つまり、ゲームが独立していません。
オンラインカジノの場合、カードがリセットされるものもあります。
しかし、ライブカジノや一部のオンラインカジノのゲームでカードゲームをプレイする場合は、次のゲームの確率にも影響を与えます。
こういった確率の変化がしないという意味でルーレットとパーレー法は相性がいいといえるでしょう。
ルーレットは、オンラインカジノなら、どこのサービスでもプレイできます。
これもパーレー法に向いている理由です。
カジノの女王の異名を持つルーレットは、オンラインカジノでも必ず設置されています。
そのため、どんなオンラインカジノをプレイしても、利用できるゲームです。
マイナーなゲームで他のオンラインカジノでは取り扱っていないようなゲームでは、オンラインカジノ自体を選ばなければいけないでしょう。
しかし、そういったことがルーレットにはないので、これもパーレー法を運用する意味でメリットです。
このように相性が良いパーレー法とルーレットですが、注意点として、必ずヨーロピアン(フレンチ)タイプのルーレットを選ぶことです。
このタイプが一番ルーレットの数字が少なく、当たる確率が高いからです。
0~36に加えて00があるアメリカンタイプや、さらに000まであるメキシカンタイプは、勝率が落ちるので回避するのが得策です。
プラスアルファで生かすポイント
パーレー法をルーレットのプラスアルファで生かすポイントは、空回しを利用すること、マーチンゲール法を併用することが挙げられます。
空回しは、オンラインカジノでのみ有効な方法で、どこにもベッドせずにルーレットを回す方法です。
この空回しを使えば、例えば赤が出たら、次に赤が連続で出る確率よりも黒が出る確率が高くなるであろうという予測ができます。
数学的には、次に赤が出る確率も黒が出る確率も同じですが、カジノの流れを考えると、黒に賭けたほうがある程度期待できます。
この空回しは、実際のランドカジノでは禁止されているので、オンラインカジノならではの攻略法です。
マーチンゲール法との併用も有効になりやすい方法です。
パーレー法で出た損失をマーチンゲール法で取り返す方法になります。
例えば、パーレー法で1ドル損失を出したら、もう1ドルでマーチンゲール法を使ってルーレットを回します。
マーチンゲール法は、どんなに負けても最後に1回勝てば、損失が取り返せるのがメリットです。
ただ、こちらの方法は、まれに起こるマーチンゲール法の崩壊(負けが続きすぎて損失が回収できない)が起こると、一気に利用不能になります。
ただ、こういったマーチンゲール法の崩壊は、確率としては比較的まれです。
そのため、そう言ったリスクはあるものの、併用してプラスアルファの戦略をとるのは十分意義があります。
これら以外にも、地味ではありますが、無料のオンラインカジノであらかじめパーレー法の練習をすることで操作ミスを減らせます。
イージーミスで、めったにありませんが、プレイを続けていると、発生することもあるので、練習はしておきましょう。